Timeline
お酒とカクテルの年表
パンチの記録から現代のカクテル文化へ。酒、技術、書籍、バー、法律の節目を、出典とともにたどる年表。
刊行・記録の年と、創作年の伝承を分けて掲載しています。日付が分からないものは年・年代・「頃」で表示。主要な節目を扱う年表であり、すべての国や出来事を網羅するものではありません。新しい資料に応じて更新します。
編集方針このテーマにはまだ項目がありません。別のテーマを選んでください。
カクテル以前
記録 · 資料に記録
パンチの初期の文献記録
インドからの書簡にパンチの記録。酒、柑橘、糖、水を組み合わせる文化が後のミックスドリンクにつながる。
文化 · 伝承・帰属説
酒場に広まるフリップ
この頃の酒場ではビール、ラム、甘味を組み合わせた温かいフリップが飲まれる。年代は概算。
技術 · 資料に記録
人工炭酸の技術
人工的に水に炭酸を加える技術が、後のソーダを使ったカクテルの基盤になる。
お酒 · 資料に記録
お酒 · 伝承・帰属説
カルパノとトリノのベルモット
トリノでカルパノが造った香味ワインは、アペリティーボ文化の節目として記念されている。
記録 · 資料に記録
ロンドンの新聞に「cock-tail」
The Morning Post and Gazetteerに飲み物を指す語が登場。ただし1806年の定義と同じ配合だったかは不明。
出典
- Word histories — early newspaper records
The Morning Post and Gazetteer、1798年3月20日号
二次資料
- Word histories — early newspaper records
言葉・酒・技術の基盤
記録 · 資料に記録
米国の新聞にカクテルの記録
The Farmer’s Cabinetにカクテルを飲んだ記述。配合の定義は示されていない。
技術 · 資料に記録
チューダーがカリブ海へ氷を輸送
フレデリック・チューダーがニューイングランドの氷をマルティニークへ輸送。氷の商業流通が、冷たい飲み物を普及させる条件になる。
記録 · 資料に記録
The Balance紙がカクテルに言及
選挙についての風刺記事にカクテルが登場し、読者がその意味を質問する。
記録 · 資料に記録
カクテルの定義が新聞に掲載
The Balance and Columbian Repositoryが、酒・砂糖・水・ビターズを使う飲み物として定義。用語の初出ではなく、知られている初期の定義。
出典
- Word histories — early newspaper records
The Balance and Columbian Repository、1806年5月13日号
二次資料
- Word histories — early newspaper records
お酒 · 資料に記録
技術 · 資料に記録
スタインの連続式蒸留器
ロバート・スタインの蒸留器が、後のコフィーによる改良につながる。
お酒 · 資料に記録
文化 · 伝承・帰属説
サゼラックの形成
ニューオーリンズでサゼラックの伝統が形づくられる。正確な創作日は確定していない。
クラシックの時代
お酒 · 資料に記録
文化 · 伝承・帰属説
刊行 · 資料に記録
ジェリー・トーマスのガイド刊行
How to Mix Drinksが、カクテルや多様なミックスドリンクの作り方を体系的に記録。
刊行 · 資料に記録
Cooling Cups and Dainty Drinks刊行
ウィリアム・テリントンが、英国のカップなど多様な混成飲料を記録する。
刊行 · 資料に記録
ハリー・ジョンソンのマニュアル
現存する1882年版はレシピに加え、接客やバー運営も扱う。
出典
- Internet Archive — Harry Johnson, 1882
1882年版
原典を開く一次資料・当事者資料
- Internet Archive — Harry Johnson, 1882
記録 · 資料に記録
新聞にマンハッタンの記録
The Olean Democratがウイスキー、ベルモット、ビターズを使うマンハッタンに言及。存在の記録であり、創作日ではない。
出典
- Difford’s Guide — Manhattan history
The Olean Democrat、1882年9月5日号、New York Letter欄
二次資料
- Difford’s Guide — Manhattan history
刊行 · 資料に記録
バイロンの本にマルティネス
バイロンのThe Modern Bartender(バーテンダー向けの本)に、マンハッタンの変種としてマルティネスが記録される。
刊行 · 資料に記録
トーマスの死後の版
The Bar-Tender’s Guideの死後刊行版。1862年の初版と混同せず、収録内容を版ごとに扱う必要がある。
出典
刊行 · 資料に記録
文化 · 伝承・帰属説
ヘンリー・ラモスのフィズ
ニューオーリンズのインペリアル・キャビネット・サルーンで、ヘンリー・チャールズ・ラモスが造ったとされる。
文化 · 伝承・帰属説
ダイキリのキューバ起源説
この頃にジェニングス・コックスが造ったとされるダイキリ。1896年説などもあり、創作年は確定しない。
刊行 · 資料に記録
エンスリンがアヴィエーションを記録
Recipes for Mixed Drinksに、クレーム・ド・ヴァイオレットを含むアヴィエーションが記録される。
出典
文化 · 諸説あり
ネグローニのフィレンツェ起源説
カミーロ・ネグローニに結びつく有名な説はフィレンツェの1919年。初期の裏づけ資料が限られるため、伝承として扱う。
禁酒法と世界のバー
法律 · 資料に記録
米国の全国的な禁酒法が始まる
製造・販売・輸送などの全国的な規制がバー業界を変え、スピークイージーが広がる。あらゆる飲酒行為を一律に禁じた法律ではない。
出典
- US National Archives — The Volstead Act一次資料・当事者資料
刊行 · 資料に記録
サイドカーが書籍に登場
ヴェルメールとマッケルホーンの本にレシピが登場。刊行年と、諸説ある創作の起源を区別する。
お酒 · 資料に記録
文化 · 資料に記録
団体 · 資料に記録
刊行 · 資料に記録
サヴォイ・カクテルブック刊行
ハリー・クラドックの本が、クラシック・カクテルの重要な参照資料となる。
文化 · 伝承・帰属説
ドン・ザ・ビーチコマーとティキ
ハリウッドのトロピカルなバー文化が、複雑なラムのミックスドリンクを広める。
法律 · 資料に記録
米国の禁酒法廃止
合衆国憲法修正第21条の批准で全国的な憲法上の禁酒が廃止。州などによる規制は引き続き存在する。
出典
- US National Archives — Amendment XXI一次資料・当事者資料
トロピカルと国際交流
文化 · 諸説あり
モスコー・ミュールの起源説
1941〜1946年の間とされる創作。よく語られる1941年という年や創作場所は、確定した事実として扱わない。
文化 · 伝承・帰属説
トレーダー・ヴィックスのマイタイ
トレーダー・ヴィックスはヴィクター・バージェロンによる1944年の創作としている。起源については対立する説もある。
出典
- Trader Vic’s — brand history一次資料・当事者資料
刊行 · 資料に記録
The Fine Art of Mixing Drinks刊行
デイヴィッド・エンブリーがカクテルの構成とバランスを論じた本を刊行。
団体 · 資料に記録
国際バーテンダー協会設立
イングランドのトーキーで7か国の団体が国際バーテンダー協会を設立。
出典
文化 · 資料に記録
ブエナ・ビスタのアイリッシュ・コーヒー
サンフランシスコのカフェがアイリッシュ・コーヒーを再現し、米国での普及に貢献。カクテル自体の創作日ではない。
出典
- The Buena Vista — Irish coffee story一次資料・当事者資料
刊行 · 資料に記録
Casino Royaleにヴェスパー登場
イアン・フレミングの最初のボンド小説に、ジンとウォッカを使うヴェスパーが登場する。
文化 · 諸説あり
カリベ・ヒルトンのピニャ・コラーダ起源説
ホテルはラモン・マレロのレシピを1954年としているが、異なる年や創作者を主張する説もある。
団体 · 資料に記録
復興と研究
文化 · 伝承・帰属説
ブラッドセルのウォッカ・エスプレッソ
ディック・ブラッドセルのコーヒーを使った一杯が、後のエスプレッソ・マティーニへ。店や時期には記述の違いがある。
文化 · 伝承・帰属説
ブラッドセルがブランブルを創作
ブラッドセル本人は1980年代半ばにフレッズ・クラブで造ったと回想。正確な年は不明。
出典
文化 · 資料に記録
レインボー・ルームでの復興
デイル・デグロフがフレッシュな材料と古典のレシピを重視し、カクテルの復興に影響を与える。
出典
文化 · 資料に記録
ミルク&ハニー開店
サーシャ・ペトラスキーがニューヨークで開店。現代のクラフト・カクテル文化の節目となる。
団体 · 資料に記録
テイルズ・オブ・ザ・カクテル始まる
ニューオーリンズで始まった集まりが、酒とバーの世界の国際的な交流の場に育つ。
記録 · 資料に記録
ジン・バジル・スマッシュをネットで発表
ヨルク・マイヤーが新しいカクテルをブログに投稿。ネットを通じて一杯が国際的に広がる例となる。
刊行 · 資料に記録
オックスフォードの酒とカクテルの事典
ウォンドリッチとロスバウムによる事典が、世界の蒸留酒とカクテルの歴史をまとめる。