コンテンツへスキップ
Cocktailary

Timeline

お酒とカクテルの年表

パンチの記録から現代のカクテル文化へ。酒、技術、書籍、バー、法律の節目を、出典とともにたどる年表。

刊行・記録の年と、創作年の伝承を分けて掲載しています。日付が分からないものは年・年代・「頃」で表示。主要な節目を扱う年表であり、すべての国や出来事を網羅するものではありません。新しい資料に応じて更新します。

編集方針

カクテル以前

  1. 記録 · 資料に記録

    パンチの初期の文献記録

    インドからの書簡にパンチの記録。酒、柑橘、糖、水を組み合わせる文化が後のミックスドリンクにつながる。

    出典
  2. 文化 · 伝承・帰属説

    酒場に広まるフリップ

    この頃の酒場ではビール、ラム、甘味を組み合わせた温かいフリップが飲まれる。年代は概算。

    出典
  3. 技術 · 資料に記録

    人工炭酸の技術

    人工的に水に炭酸を加える技術が、後のソーダを使ったカクテルの基盤になる。

    出典
  4. お酒 · 資料に記録

    ゴードン創業

    アレクサンダー・ゴードンがジンのブランドを創業。

    出典
  5. お酒 · 伝承・帰属説

    カルパノとトリノのベルモット

    トリノでカルパノが造った香味ワインは、アペリティーボ文化の節目として記念されている。

    出典
  6. 記録 · 資料に記録

    ロンドンの新聞に「cock-tail」

    The Morning Post and Gazetteerに飲み物を指す語が登場。ただし1806年の定義と同じ配合だったかは不明。

    出典

言葉・酒・技術の基盤

  1. 記録 · 資料に記録

    米国の新聞にカクテルの記録

    The Farmer’s Cabinetにカクテルを飲んだ記述。配合の定義は示されていない。

    出典
  2. 技術 · 資料に記録

    チューダーがカリブ海へ氷を輸送

    フレデリック・チューダーがニューイングランドの氷をマルティニークへ輸送。氷の商業流通が、冷たい飲み物を普及させる条件になる。

    出典
  3. 記録 · 資料に記録

    The Balance紙がカクテルに言及

    選挙についての風刺記事にカクテルが登場し、読者がその意味を質問する。

    出典
  4. 記録 · 資料に記録

    カクテルの定義が新聞に掲載

    The Balance and Columbian Repositoryが、酒・砂糖・水・ビターズを使う飲み物として定義。用語の初出ではなく、知られている初期の定義。

    出典
  5. お酒 · 資料に記録

    アンゴスチュラ・ビターズ誕生

    ヨハン・ジーゲルトがベネズエラでアロマティック・ビターズを開発。

    出典
  6. 技術 · 資料に記録

    スタインの連続式蒸留器

    ロバート・スタインの蒸留器が、後のコフィーによる改良につながる。

    出典
  7. お酒 · 資料に記録

    タンカレー創業

    チャールズ・タンカレーがロンドンでジンの事業を始める。

    出典
  8. 文化 · 伝承・帰属説

    サゼラックの形成

    ニューオーリンズでサゼラックの伝統が形づくられる。正確な創作日は確定していない。

    出典

クラシックの時代

  1. お酒 · 資料に記録

    カンパリ誕生

    ガスパーレ・カンパリが赤いビター・アペリティフを生み出す。

    出典
  2. 文化 · 伝承・帰属説

    横浜の初期のバー

    百科事典では、横浜ホテルの外国人居留地の酒場が日本のバーの初期例とされている。「日本初」の認定には資料の限界がある。

    出典
  3. 刊行 · 資料に記録

    ジェリー・トーマスのガイド刊行

    How to Mix Drinksが、カクテルや多様なミックスドリンクの作り方を体系的に記録。

    出典
  4. 刊行 · 資料に記録

    Cooling Cups and Dainty Drinks刊行

    ウィリアム・テリントンが、英国のカップなど多様な混成飲料を記録する。

    出典
  5. 刊行 · 資料に記録

    ハリー・ジョンソンのマニュアル

    現存する1882年版はレシピに加え、接客やバー運営も扱う。

    出典
  6. 記録 · 資料に記録

    新聞にマンハッタンの記録

    The Olean Democratがウイスキー、ベルモット、ビターズを使うマンハッタンに言及。存在の記録であり、創作日ではない。

    出典
  7. 刊行 · 資料に記録

    バイロンの本にマルティネス

    バイロンのThe Modern Bartender(バーテンダー向けの本)に、マンハッタンの変種としてマルティネスが記録される。

    出典
  8. 刊行 · 資料に記録

    トーマスの死後の版

    The Bar-Tender’s Guideの死後刊行版。1862年の初版と混同せず、収録内容を版ごとに扱う必要がある。

    出典
  9. 刊行 · 資料に記録

    ジョンソンの本にマティーニ

    1888年版にマティーニの名称のレシピが登場。創作の起源は諸説ある。

    出典
  10. 文化 · 伝承・帰属説

    ヘンリー・ラモスのフィズ

    ニューオーリンズのインペリアル・キャビネット・サルーンで、ヘンリー・チャールズ・ラモスが造ったとされる。

    出典
  11. 文化 · 伝承・帰属説

    ダイキリのキューバ起源説

    この頃にジェニングス・コックスが造ったとされるダイキリ。1896年説などもあり、創作年は確定しない。

    出典
  12. 刊行 · 資料に記録

    エンスリンがアヴィエーションを記録

    Recipes for Mixed Drinksに、クレーム・ド・ヴァイオレットを含むアヴィエーションが記録される。

    出典
  13. 文化 · 諸説あり

    ネグローニのフィレンツェ起源説

    カミーロ・ネグローニに結びつく有名な説はフィレンツェの1919年。初期の裏づけ資料が限られるため、伝承として扱う。

    出典

禁酒法と世界のバー

  1. 法律 · 資料に記録

    米国の全国的な禁酒法が始まる

    製造・販売・輸送などの全国的な規制がバー業界を変え、スピークイージーが広がる。あらゆる飲酒行為を一律に禁じた法律ではない。

    出典
  2. 刊行 · 資料に記録

    サイドカーが書籍に登場

    ヴェルメールとマッケルホーンの本にレシピが登場。刊行年と、諸説ある創作の起源を区別する。

    出典
  3. お酒 · 資料に記録

    山崎蒸溜所の建設に着手

    鳥井信治郎が日本初のモルトウイスキー蒸溜所の建設に着手する。

    出典
  4. 文化 · 資料に記録

    横浜のホテルニューグランド開業

    関東大震災後にホテルが開業。今に続くバー文化は、横浜のホテルの伝統の一部。

    出典
  5. 団体 · 資料に記録

    日本バーテンダー協会設立

    飲料文化の発展とバーテンダーの技術向上を目的に、東京で協会が発足。

    出典
  6. 刊行 · 資料に記録

    サヴォイ・カクテルブック刊行

    ハリー・クラドックの本が、クラシック・カクテルの重要な参照資料となる。

    出典
  7. 文化 · 伝承・帰属説

    ドン・ザ・ビーチコマーとティキ

    ハリウッドのトロピカルなバー文化が、複雑なラムのミックスドリンクを広める。

    出典
  8. 法律 · 資料に記録

    米国の禁酒法廃止

    合衆国憲法修正第21条の批准で全国的な憲法上の禁酒が廃止。州などによる規制は引き続き存在する。

    出典

トロピカルと国際交流

  1. 文化 · 諸説あり

    モスコー・ミュールの起源説

    1941〜1946年の間とされる創作。よく語られる1941年という年や創作場所は、確定した事実として扱わない。

    出典
  2. 文化 · 伝承・帰属説

    トレーダー・ヴィックスのマイタイ

    トレーダー・ヴィックスはヴィクター・バージェロンによる1944年の創作としている。起源については対立する説もある。

    出典
  3. 刊行 · 資料に記録

    The Fine Art of Mixing Drinks刊行

    デイヴィッド・エンブリーがカクテルの構成とバランスを論じた本を刊行。

    出典
  4. 団体 · 資料に記録

    国際バーテンダー協会設立

    イングランドのトーキーで7か国の団体が国際バーテンダー協会を設立。

    出典
  5. 文化 · 資料に記録

    ブエナ・ビスタのアイリッシュ・コーヒー

    サンフランシスコのカフェがアイリッシュ・コーヒーを再現し、米国での普及に貢献。カクテル自体の創作日ではない。

    出典
  6. 刊行 · 資料に記録

    Casino Royaleにヴェスパー登場

    イアン・フレミングの最初のボンド小説に、ジンとウォッカを使うヴェスパーが登場する。

    出典
  7. 文化 · 諸説あり

    カリベ・ヒルトンのピニャ・コラーダ起源説

    ホテルはラモン・マレロのレシピを1954年としているが、異なる年や創作者を主張する説もある。

    出典
  8. 団体 · 資料に記録

    日本がIBAに加盟

    日本バーテンダー協会がアジアの国として初めてIBAに加盟。

    出典

復興と研究

  1. 文化 · 伝承・帰属説

    ブラッドセルのウォッカ・エスプレッソ

    ディック・ブラッドセルのコーヒーを使った一杯が、後のエスプレッソ・マティーニへ。店や時期には記述の違いがある。

    出典
  2. 文化 · 伝承・帰属説

    ブラッドセルがブランブルを創作

    ブラッドセル本人は1980年代半ばにフレッズ・クラブで造ったと回想。正確な年は不明。

    出典
  3. 文化 · 資料に記録

    レインボー・ルームでの復興

    デイル・デグロフがフレッシュな材料と古典のレシピを重視し、カクテルの復興に影響を与える。

    出典
  4. 文化 · 資料に記録

    ミルク&ハニー開店

    サーシャ・ペトラスキーがニューヨークで開店。現代のクラフト・カクテル文化の節目となる。

    出典
  5. 団体 · 資料に記録

    テイルズ・オブ・ザ・カクテル始まる

    ニューオーリンズで始まった集まりが、酒とバーの世界の国際的な交流の場に育つ。

    出典
  6. 記録 · 資料に記録

    ジン・バジル・スマッシュをネットで発表

    ヨルク・マイヤーが新しいカクテルをブログに投稿。ネットを通じて一杯が国際的に広がる例となる。

    出典
  7. 刊行 · 資料に記録

    オックスフォードの酒とカクテルの事典

    ウォンドリッチとロスバウムによる事典が、世界の蒸留酒とカクテルの歴史をまとめる。

    出典
保存しました保存したものを見る